オランダの児童劇団A.vontura Silent Disco Theater(アヴォントゥラ・サイレントディスコシアター)は、ワイヤレスヘッドホンを使った参加型の子ども向け公演を制作しています。音楽、効果音、語りがヘッドホンから流れ、子どもたちは物語の中で一緒に体を動かします。
オランダでは紙芝居は、図書館や学校で広く親しまれている読み聞かせの手法です。A.vonturaはこの日本生まれの伝統に、サイレントディスコシアターという新しいかたちを与えています。
オランダの図書館・学校・保育の現場では、紙芝居(オランダ語で「vertelkastje」=お話の小箱)が読み聞かせの定番になっています。多くの絵本が紙芝居版として出版されており、毎年1月の「全国読み聞かせ週間(Nationale Voorleesdagen)」には国じゅうで紙芝居が上演されます。
A.vonturaは紙芝居に音楽・効果音・インタラクティブシアターを加えます。ヘッドホンをつけた子どもたちは物語の真ん中へ。ただ聞くだけでなく、一緒に動いて参加します。読み聞かせが、ひとつの舞台作品になります。「今年の絵本大賞」の作品をもとにした公演も毎年制作しています。
A.vonturaは、紙芝居を生んだ日本の物語文化に深い情熱を持っています。フェスティバル、劇場、図書館、学校など、日本での上演の機会に関心があります。公演は音楽と身体表現を中心に構成されており、言葉に頼らない演出も可能です。
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